マジックザギャザリングでは、デッキに採用できるカードの枚数をプレイヤーがある程度自由に決めることができます。
そのためMTG初心者の中には「最適なデッキの枚数がわからない!」という方は多いのではないでしょうか?
そこで本記事では
- MTGとデュエル・マスターズの違い
- それぞれの歴史や特徴
などについて紹介しますので、最後までご覧ください。
MTGのデッキ枚数のルールは?

(引用:https://images.app.goo.gl/o6QBxakEKAVrczFN8)
MTGのルールでは、デッキの最低枚数は60枚と定められています。一方で上限は設けられておらず、60枚以上であれば自由にデッキ枚数を選べます。
ただし、ほとんどのプレイヤーは60枚のデッキを使用しており、61枚以上のデッキを使うことはまれです。
MTGのデッキ枚数は60枚が最も一般的
MTGにおいてはデッキでのカードの枚数は60枚が最適だと言われています。
以下でその理由やおすすめのカード構成について紹介します。
カード枚数が多すぎるとよくない
60枚のデッキを使うのが一般的な理由は、カード枚数が多すぎるとデッキの一貫性が失われ、欲しいカードが引けなくなるためです。例えば80枚のデッキでは、特定のカードを引く確率が60枚のデッキと比べて約10%ほど下がります。
また、デッキ枚数が多いと「61番目のカード」のようなカードを引く可能性が高くなります。これらのカードは他のカードと比べて相対的に弱く、デッキの強さを下げる要因になります。
土地カードを全体の40%にするのがおすすめ

(引用:https://images.app.goo.gl/Ht9pcJBK4uNLtfpj9)
60枚のデッキでは、一般的に土地カードを23~26枚入れるのがおすすめです。これは全体の約40%に相当します。
ビートダウンデッキのように軽めのマナカーブの場合は、土地カードの枚数を少なめにできます。一方、コントロールデッキではマナ源が重要なので、土地カードを多めに入れる傾向があります。
デッキ枚数を増やすべきという説もある
一方で、デッキ枚数を増やすことにメリットもあるという意見もあります。
初手を8枚引ける
《空を放浪するもの、ヨーリオン》などの「相棒」を使うと、デッキ枚数を80枚以上にすることで初手を8枚引ける効果が得られます。これにより、序盤からカードアドバンテージを得られるようになります。
優秀なカードを多く採用できる
《空を放浪するもの、ヨーリオン》は、デッキ枚数を増やしてもマナ域の制限なしに20枚のカードを追加できます。これにより、デッキに幅広い選択肢のある優秀なカードを詰め込むことができます。
相手を混乱させられる
デッキ枚数を増やすことで、相手の除去呪文などの対策を難しくさせられます。例えば、《空を放浪するもの、ヨーリオン》を使うアゾリウスコントロールデッキでは、相手に通常とは異なるプレイングを要求できるようになります。
まとめ
MTGのデッキ枚数の一般的なルールは60枚ですが、60枚以上であれば自由に枚数を選べます。60枚のデッキは一貫性が高く、欲しいカードが引きやすいというメリットがあります。
一方、デッキ枚数を増やすことで初手を強化したり、優秀なカードを多く採用したりできるというメリットもあります。ただし、カウンターとなるデメリットもあるので、デッキの性質に合わせて最適なデッキ枚数を選ぶ必要があります。
MTGのデッキ構築は奥深く、プレイヤーの創造性を刺激する楽しい要素の一つです。60枚のデッキを基本としつつ、状況に応じてデッキ枚数を調整することで、より強力で個性的なデッキを作り上げていきましょう。