トレカはカードゲームとしての楽しむだけではなく、コレクションとして楽しむこともでき、多くの人がトレカのコレクションを行っています。
そのため、「美品と呼ばれる状態の良いトレカを入手したい！」と考えている方は多いのではないでしょうか？
一方で、
- 美品と呼ばれるトレカの基準がわからない
- 美品を購入するために注意すべきポイントがわからない
- 購入したトレカを美品の状態で保つ方法がわからない
と感じている方も多いのではないでしょうか？
本記事では、上記のような方に向けて、
- トレカを購入する際に確認するべきポイント
- トレカを良い状態で保存するためのコツ
- 美品と呼ばれるトレカの状態の目安
などについて詳細に解説しますので、ぜひ最後まで読んだうえで、状態の良いトレカを入手、保管できるように参考にしてみてください。
トレカの美品の定義とは？
トレーディングカード（以下、トレカ）の美品の定義は、買取店舗によって異なります。一般的に、傷の有無、汚れの有無、印刷の完成度、カードの歪みなどが美品の基準とされています。しかし、各店舗が独自の基準を設けているため、店舗によって美品と判断される状態は異なるのが現状です。
美品の定義は買い取り店舗によって異なる
例えば、トレーディングカード専門店「magi」では、すれ傷の有無、白欠けの有無、初期傷の有無などを細かく確認しています。一方、個人が出品するフリマアプリでは、店舗ほど厳格な基準は適用されず、出品者の主観によって美品と判断される場合があります。
また、同じ店舗でも、買取価格によって美品の基準が変わることがあります。高額買取の場合は、より厳しい基準が適用されるため、わずかな傷や汚れでも美品とは認められない可能性があります。
PSAなどの鑑定サービスも状態を確認するための参考にできる
トレカの状態を客観的に判断するために、PSAやBGSなどの鑑定サービスを活用するのも一つの方法です。これらのサービスでは、カードの状態を10段階で評価し、ケースに入れて保管することで、長期的な保管も可能です。
ただし、鑑定サービスを利用するには手数料がかかるため、高額なカードや、状態に自信がない場合に活用するのがおすすめです。また、鑑定結果は参考程度に捉え、実際の買取価格は店舗の判断に従うことが重要です。
鑑定サービスについて詳しく知りたい方は「トレカの鑑定で高額買取が実現？！鑑定の流れや鑑定会社について徹底解説！」を参考にしてください。
美品のトレカを購入するためにチェックすべきことは
(引用：http://torekore.net/wp-content/uploads/2024/06/Search-rafiki-1024×1024.png)
トレーディングカード（以下、トレカ）を購入する際、カードの状態を細かくチェックすることが重要です。特に以下の7つの項目に注意を払う必要があります。
白欠け
カードの端や角に白い欠けがないかを確認します。白欠けは、カードの状態が良くないことを示す大きな指標の1つです。特に、初期印刷のカードでは白欠けが目立ちやすく、美品の基準を下げる要因となります。白欠けが目立つカードは、状態が良くないため、買取価格も低くなる可能性があります。
スレ
カードの表面に細かい擦り傷がないかを確認します。スレは、カードを長期的に使用していると発生する傷で、美品の基準を下げる要因となります。スレの有無は、カードの価値を大きく左右する要因となります。スレが目立つカードは、状態が良くないため、買取価格も低くなる可能性があります。
センタリング
カードのデザインが中央に正しく配置されているかを確認します。センタリングがずれていると、カードの価値が下がる可能性があります。特に、初期印刷のカードではセンタリングがずれていることが多いです。センタリングがずれたカードは、製造上の問題があるため、状態が良くないと判断されることがあります。
へこみ
カードの表面に凹みや凸凹がないかを確認します。へこみは、カードの状態が良くないことを示す大きな指標の1つです。へこみが大きいと、カードの価値が下がる可能性があります。へこみが目立つカードは、状態が良くないため、買取価格も低くなる可能性があります。
折れ、反り
カードが折れたり反っていないかを確認します。折れや反りは、カードの状態が良くないことを示す大きな指標の1つです。特に、折れや反りが大きいと、カードの価値が大きく下がることがあります。折れや反りが目立つカードは、状態が良くないため、買取価格も低くなる可能性があります。
日焼け
カードが日光によって変色していないかを確認します。日焼けは、カードの状態が良くないことを示す大きな指標の1つです。特に、長期間保管されていないカードでは日焼けが目立ちやすく、美品の基準を下げる要因となります。日焼けが目立つカードは、状態が良くないため、買取価格も低くなる可能性があります。
ズレ
カードの印刷がずれていないかを確認します。ズレは、カードの状態が良くないことを示す大きな指標の1つです。特に、初期印刷のカードではズレが目立ちやすく、美品の基準を下げる要因となります。ズレが目立つカードは、状態が良くないと判断されることがあります。
入手したトレカを美品のまま保存する方法
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トレーディングカード（以下、トレカ）を長期的に美品の状態で保管するためには、適切な保管環境を整えることが重要です。以下の3つのポイントに注意を払うことで、トレカを美品のまま保存することができます。
温度、湿度を最適に管理する
トレカの保管には、温度と湿度のコントロールが欠かせません。理想的な温度は15~25度、湿度は40~60%が目安とされています。温度や湿度が高すぎると、カードの変形や変色の原因になる可能性があります。一方で、温度や湿度が低すぎると、カードが傷みやすくなります。
そのため、トレカを保管する場所の温度と湿度を定期的に確認し、最適な環境を維持することが重要です。エアコンやデシカントなどを活用して、適切な温度と湿度を保つようにしましょう。
直射日光を避ける
（引用：https://images.app.goo.gl/cJepgW2sNqxaPXiJA）
トレカを直射日光に当てると、カードの変色や劣化が進行する可能性があります。直射日光は、カードの表面を傷めたり、色あせの原因にもなります。
そのため、トレカを保管する際は、直射日光の当たらない場所を選ぶことが重要です。カードを収納するケースやボックスを活用するのも良いでしょう。また、窓際などの日光の当たる場所は避けるようにしましょう。
スリーブなどに保管して傷をつけないようにする
(引用：http://torekore.net/wp-content/uploads/2024/05/image-30.png)
トレカを保管する際は、カードに傷がつかないよう、スリーブやトップローダーなどの保護ケースに入れることをおすすめします。スリーブやトップローダーは、カードの表面を傷から守り、美品の状態を維持することができます。
また、カードを重ね置きしたり、他のものと一緒に保管すると、カードに傷がつく可能性があります。そのため、カードを個別に保管することも大切です。
更に詳しい保存のコツについては「トレカの最適な保存方法とは？おすすめアイテムも紹介！」を御覧ください。
美品のトレカを購入するためのコツ
トレーディングカード（以下、トレカ）を美品の状態で購入するためには、いくつかのコツがあります。以下の3つのポイントを意識することで、高品質なカードを手に入れることができます。
フリマよりも店舗購入が安心
トレカを購入する際、フリマアプリなどのオンラインマーケットよりも、実店舗での購入がおすすめです。店舗では、カードの状態を直接確認できるため、美品の判断が容易です。一方、フリマアプリでは出品者の主観に頼らざるを得ず、実際の状態と異なる可能性があります。
また、店舗では、カードの状態に応じた適切な価格設定がなされているため、美品を適正な価格で購入できる可能性が高くなります。フリマアプリでは、出品者の判断が主観的になりがちで、カードの状態と価格が必ずしも一致しない場合があります。
鑑定済みカードの購入も選択肢の1つ
トレカの状態を客観的に評価するために、PSAやBGSなどの鑑定サービスを利用したカードを購入するのも良い選択肢です。これらの鑑定サービスでは、カードの状態を10段階で評価し、ケースに入れて保管することで、長期的な保管も可能です。
鑑定済みのカードを購入すれば、カードの状態を事前に確認できるため、美品の判断が容易になります。ただし、鑑定サービスを利用するには手数料がかかるため、高額なカードや、状態に自信がない場合に活用するのがおすすめです。
複数枚カードがある店での購入がベスト
トレカを購入する際は、複数枚のカードが揃っている店舗で購入するのがベストです。複数枚のカードがある店舗では、カードの状態を比較検討できるため、美品の判断がしやすくなります。
一方、単品で販売しているカードを購入する場合は、カードの状態を十分に確認する必要があります。単品では、比較対象がないため、カードの状態を正確に判断するのが難しくなります。
まとめ
この記事では、状態の良いトレカを購入したい方に向けて
- トレカの美品の基準
- 美品を購入するために意識すべきこと
- 美品の状態を保つための方法
などについて紹介しました。
状態の良いトレカを購入する際の参考としてご活用ください。