遊戯王は非常に人気のカードゲームで、貴重なカードは高額で取引されることも非常に多いです。
本記事では、高額買取されたカードのランキングや、高額取引されるカードの特徴について解説しますので、最後までご覧ください。
高額取引されるカードは全て、希少性が高いことから価格が上昇しています。
高額取引される遊戯王カードの特徴と、それらの条件を満たす5つの要素をご紹介いたします。
(Top画像引用:https://www.konamistyle.jp/products/detail.php?product_id=109018)
まず、高額レアカードになるための5つの条件は次の通りです。
初期に発売された珍しいカードである
これは、今は存在しない仕様のカードを指します。ゲームが最初に発売された時期に存在していたカードは、後に種類が増えたり、仕様が変更されたりすることがあり、そのような初期のカードは希少価値が高いです。
古くて数が少なくなっているカードである
時が経つにつれて入手困難となり、数量が減少するカードは、市場での需要が高まります。特に、希少性が高い古いカードほど価値が上がる傾向があります。
エラーカードである
製造ミスにより、通常のカードとは異なる特殊なカードが生み出されることがあります。裁断ミスやホログラム加工の不具合など、稀少価値の高いエラーカードはコレクターの間で特に価値が認められます。
大会優勝者などへの限定カードである
大会で優勝者に贈られる限定カードは、その稀少性から市場で高額に取引されることがあります。特に、歴史的な大会や世界大会で贈られたカードは、高い評価を受けます。
プロモーションに使われたカードである
イベントや雑誌などで配布されたプロモーションカードは、一般的な販売ルートとは異なるため、入手が難しくなります。そのため、希少性が高く、需要が高まることがあります。
また、カードを適切に保管することが非常に重要です。保存状態が良いほど、カードの価値は高まります。たとえば、黄ばんだり曲がっているカードは、取引価格が大幅に低下する可能性があります。そのため、スリーブに入れたり、湿度管理を行ったりすることで、カードの状態を良好に保つことが重要です。
カード保存については、「トレカの最適な保存方法とは?おすすめアイテムも紹介!」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
高額取引された遊戯王カードランキング
以下では、過去に高額取引されたカードのランキングを紹介します
10位:女剣士カナン20th SE
(引用:https://www.cardrush.jp/product/37506)
女剣士カナン20th SEは、特別なイベントでの配布カードです。その入手難易度の高さから、市場での価値が1,600,000円と高騰しています。
9位:純金製 青眼の白龍
(引用:https://www.konamistyle.jp/products/detail.php?product_id=109018)
青眼の白龍の純金製版は、遊戯王OCG20周年を記念して限定販売されました。500枚限定の希少性と、純金製であることから、市場価値が2,500,000円に達しています。
8位:女剣士カナン
女剣士カナンは、1999年に抽選で50枚のみが配布された希少なカードです。その入手困難さから、市場価値は3,000,000円と推定されています。
7位:エビルナイト・ドラゴン
(引用:https://magi.camp/blogs/93207987)
エビルナイト・ドラゴンは、1999年の遊戯王デュエルモンスターズ2魔界決闘記の大会参加者に贈られたカードです。その入手方法の特殊さから、市場価値は4,000,000円と見積もられています。
6位:青眼の白龍(シクブル)
(引用:https://www.toreka-travel.com/product/40)
青眼の白龍(シクブル)は、1999年のVジャンプフェスティバル1999での配布カードです。希少性があるにもかかわらず、配布枚数が多かったため、市場価値は4,000,000円と推測されています。
5位:ブラック・マジシャン・ガール
(引用:https://magi.camp/blogs/1791115648)
ブラック・マジシャン・ガールは、遊戯王デュエルモンスターズIIIの大会優勝特典として配布されたカードです。その特典性から、市場価値は4,000,000円と推定されています。
4位:天空の女神 ジュノー
天空の女神 ジュノーは、2016年のWorld Championship Seriesの優勝者に贈られたカードです。希少性と特典性から、市場価値は6,800,000円に上昇しています。
3位:ヂェミナイ・エルフ
ヂェミナイ・エルフは、2001年のアジアチャンピオンシップ2001の4位賞品として配布されたカードです。その希少性から、市場価値は10,000,000円に達しています。
2位:青眼の究極竜
(引用:https://aucview.aucfan.com/yahoo/n1031155691/)
青眼の究極竜は、2001年の遊戯王アジアチャンピオンシップの優勝賞品として配布されたカードです。希少性とコレクターの間での人気から、市場価値は45,000,000円に上昇しています。
1位:カオス・ソルジャー
カオス・ソルジャーは、遊戯王デュエルモンスターズの全国大会で優勝賞品として配布されたカードです。その希少性と特殊な素材から、市場価値は980,000,000円にも達しています。
遊戯王史上最高額を記録したカオスソルジャーとは
カオスソルジャーは、遊戯王の世界で主人公の武藤遊戯が愛用しているカードです。1999年に初登場して以来、その魅力によって多くのファンに愛されてきました。
通常のカオスソルジャーとは異なり、ステンレス仕様になった限定版が「カオスソルジャーステンレス」と呼ばれています。
カオスソルジャーステンレスの特徴
カオスソルジャーステンレスは、1999年のGB遊戯王デュエルモンスターズ全国大会の優勝賞品として作られました。
通常の紙製カードとは異なり、ステンレス製の金属カードとして制作されました。
この特殊な材質と、世界に1枚しか存在しない希少性から、その価値は高まりました。
所有者の行方
現在、「カオスソルジャーステンレス」の所有者は不明です。かつてこのカードを取り扱っていた販売サイトも消滅しており、持ち主の特定は難しい状況です。購入された可能性も考えられますが、その詳細は明らかにされていません。
カオスソルジャーステンレスの価格
カオスソルジャーステンレスは、その特殊性と希少性から、驚異的な価格が付けられました。
一時は約10億円という高額な価格でネットオークションに出品され、大きな話題を呼びました。
ただし、安価な価格で出品される場合もありますが、これらは本物ではない可能性が高いため、注意が必要です。
まとめ
この記事では、
・高額取引されるカードの特徴
・高額カードのランキング
などについて紹介しました。
上記のような知識があることで、より楽しくカードコレクションをできるようになります。